2017年11月28日火曜日

げーぢつうんちく

自分らの世代になると、アドビやコーレルで簡便に絵が描けるようになる
過渡期の時代を生きていたし、今なら、そんなアプリをわざわざPCにインストールさせなくても、
わりと容易くパッとしたクオリティのイラストを描く事も出来るのだろう。

どんどん便利にして、それで安住するとなれば話は別だが、
そんななかで自分自身がわざわざアーティストだ!
イラストレーターだ!なんて言って割り込む必要性なんて、
いまどれくらいの余地があるのか、あるいはそんなものはとっくに終わりではないか。
と思う事はある。

創作をわざわざデジタルで便利に効率的になんて言い続けたらね、
挙句の果てはAIなんかにディープランニングをやらせて済ませればいいなんて
言うようになるかもわからないもの。とまあ、コンピューターは専門家じゃないから、
妄言覚悟で言ってます。

美大に居たころはそこそこ絵だけは出来るほうだったから、
「将来ゲーム会社にでも就職したら?」と言われたこともあったが、
「読み捨て」ならぬ「見捨て」が相場で、サイクルがものすごく速い世界だと思ってたし、
誰が描いても大して印象が変わらない絵ばかりに見えたから、
差して魅力も関心もなかった。
単なるガキで、訳もわからず理想ばかりで絵を描いていた自分は、
経済的なビジョンなんて何一つなかった。

そんなこんなでここ近年、大学でデジタル三昧だったのに嫌気が差して、
手描きの可能性を追求しようと決めた。
ペーストだのダミーだの使ってでっち上げればいいような創作スタンスよりも、
自分の手で感じ、思考する事の方が重要性が増すと感じたからだ。

そして、時たまマンネリ化してきてるな、と少しでも感じる事があるのなら、
それはどこかに脱皮するチャンスがあるという事なのかもしれない。
というか、まだまだやってない事なんて探せばいっぱいあるはずなんだよ。
デフォルトの絵具じゃなきゃダメなんて事は絶対ない。
木枠にぶっつけた紙や布に長い間油性のシミを浸透させて絵を作るとか。笑

とにかく、今!まさに、まだまだだぞ!と、
自分に言い聞かせ続けて、ケツに火をつけ続けるのだ。
同じような事ばかりをやっているのでは、いつまでたってもラチが明かないぞ、と。


11月28日 水彩 158×227mm


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